Holders& Menters Labo Day4
<セッションの質を上げるコミュニケーション>
言葉とは何か。
言葉=思考 言葉なく思考はできない。
①事実か?解釈か?
相手の言葉を勝手に自分の解釈に置き換えていないか?
例えば、人に『なんで?』と聞かれて、無条件にビビってしまう、『いつ終わるの?』と聞かれて、勝手に解釈して急いで終わらせたり。。
ただ単純に理由を聞きたかっただけかもしれない。急かすつもりはなく、話したいことがあってどのくらいで終わるのか聞きたかっただけかもしれない。
勝手に自分の思考パターンで解釈してしまって誤解を生む、勝手にストレスにしてしまっているだけかもしれない。
モヤッとしたら、その場で聞いてしまえば、余計な解釈が入り込むことはない。
②言葉ではなく、行動を見る。(特に男性において)
男性は言葉ではなく、行動が愛情表現の場合もある。→ 褒めて欲しい、すごいね、頑張ってるね、が欲しい。
男性性と女性性の違い。反対に女性は感情を共有したいことが多い。→ 大丈夫?と聞いてほしい、共感して欲しい。
どちらにしても
③なぜそれをしているのか、なぜそう言ったのかの理由を知る。なぜそれを言ったのか、なぜそうしているのか。
『いつ終わるの?』に焦ったりビビる前に、相手がなぜそう聞いてきたか、の方が大事。
『聞く』とは
巷では
聞く、傾聴=相手の話を聞いていることをアピールする動作を足したり、相手の言葉を反復したり、『聞いてる風』を重要視したりもするが、
本当の『聞く』とは、
・聞こうとしない、分かろうとしない
・ジャッジしない
・深いところでのつながりを意識して今ここにいながら話を聞く
・アドバイスしない
・ただ聞く
・ただそこにいるだけで場の共有、共振できる
自分やクライアントさんの使う言葉の癖を知る
『大丈夫です』・・・これくらいで大丈夫、と大丈夫を取りに行く癖がある、大丈夫な人生にしてしまっている
『いっつも』・・・いっつも〜なってしまう、パターンを作り出している
『やっぱり』・・・やっぱり〜なってしまう、パターンを作り出している
『どうせ』 ・・・どうせ〜なってしまう、パターンを作り出している
→一番の望みを取りに行かない癖がついてしまっている言葉たち。
言葉=思考
思考パターンが現実を作り出しているので、言葉を変えることで取りに行く現実が変わってくる!
『大丈夫』を毎日取り続けていると、本当の自分の望みが出て来なくなってしまう。。
自分はどうしたい?
1番欲しいものは何?
いつも本当の自分の望みを自分に問いかけて行動していく。
まだ難しい場合は、
今日必ずできる小さなアクションを重ねていくこと。
今回のDay4では講義中に私も泣いて自分に気付けた部分があった。
私は「いっつも」が口癖でその思考パターンになっていた。
私は「いっつも〜しなければならない」って思っていて、無意識にそれで自分を苦しめていたみたい。
講義があったその日のうちに、具体的に私が自分で自分を縛っているどんな「しなければならない」があるかを書き出して、
翌日からそれを崩していく。
思い込んでいるのをやらないのって、怖いし、意味不明な罪悪感(笑)
誰も『やれ』なんて言ってないのだから、やらなくても誰にも責められないし、誰も困らないわけ。。(笑)
何に追われていたんだ?、って気づけた(笑)
頑張れ!まだまだ!って自分を自作自演していたわけです。
この気づきから思い出したのが、手術を重ね、実家にお世話になっていた時のこと。このこと過去にAgreableに書いたかなぁ?忘れたけど、
幼稚園の娘の送り迎えをして、合間にリハビリや鍼灸に通ってメンテナンス、迎えに行って、幼稚園のお友達と公園に行くのについて行ったり、時には遊園地やらプールについて行く。
周りのみんなに遅れないように、ペースを乱さないように必死だった。
身体が不自由な分、みんなより頑張らないといけない、頑張って『普通』に近づかないと娘がかわいそう、、と思っていた。
ママ友の1人に言われたのを思い出した。
『分かるよ、頑張っているのすごく分かるよ。』
『でも、頑張ってる完璧なりんこさんより、グダグダのりんこさんの方が周り(家族や友達)は安心するかもしれないよ』
『今日は疲れているから〇〇を公園連れていってもらえる?』とかできる時はやるから頼っていいんだよ』
と言われて涙腺崩壊したんだった。
これでもずいぶん緩んだ方だけど、まだまだだった。改めて思考パターンの書き換えしていく。
講義Day4に話を戻すと。。
上っ面な言葉ではなく、心からの、ハートからの声は人に伝わる。自分の本当の声を聞く。
抽象度を上げる、って最近よく聞きません?
抽象度が高い言葉って、より抽象的でフワッとしてる。愛だよね、好きなことしよう、手放そう、などなど。。
抽象度が高い言葉は
・メリットとしては聞いていて気持ちが良いし、共感しやすい
→受け取れた気がする(笑)
・デメリットとしては、人によって定義が変わってきてしまうので、その先の行動が変わってきてしまう。
→それぞれ解釈が違うので、結局また迷子になる
抽象度が高い言葉は、自分の中での定義を明確にしておくことが大切。これをしておくことで自分の言葉で話せるし、セッションの質が上がる。説得力が増す。自分の視座が上がる。
自分の中での定義と、きちんと辞書などで言われる一般的な定義の両方を知っておく。本来の言葉の定義と自分の中での定義をはっきりさせておかないと言葉に扱われてしまう。
例えば、『分かる』と『腑に落ちる』の違いとか、『エネルギー』って何?『バイブレーション』って何?など。

・なぜ人は人のセッションを受けるのか。
気づいていたとしても同じことでも人から言われると違うように響く自分の声ではない違う周波数なので響く。
→セッションにおいて人に自分の変化の姿を誰かに目撃してもらうことに意味がある。
ラボ生との交換セッションでも、私はまだまだ言葉の定義についてが足りてないことを感じたので詰めていこう。
次は最後の講義Day5…
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とってもためになる講座だったので、講師のHitomiさんの言葉で聞いてほしい。