個人セッションへの想い

私が火の性質だからかもしれないけれど、マイナスを見に行くのが苦手です。

まだタロット全然分かっていないけれど、毎朝、大アルカナから1枚引くのを3ヶ月ほど続けている。わりと最初の頃に、Deathのカードが出て、『よっしゃ、生き返る!』と説明文を見る前に思った時に、我ながら自分の思考回路に笑えた。落ち込んだり、ビビるカードですよね(笑)

そんな私なので、ホメオパシー界でもよく聞きますが、自分の過去の苦しんでいる自分を見つけて。泣いている小さな自分を見つけて。。

とかマジ無理で…。

なんでわざわざ探しにいかなあかんねん。(大阪弁)(笑)

本能的に出てきたくないから隠れているんだし。それを無理やり探し出して引っ張り出してきて、泣いていいよ、とか意味分からんし、ほじくり返されたらビックリして泣けないし(笑)

何かの拍子に思い出した、とかその人のタイミングで出したくなったら出てくるし、その時が気づく時だと思う。ほじくらなくていい。探し出さなくていい。ドアをノックして、自分で開けてくるまで待ってあげたいと、私は考えます。

水の性質の方とか、掘るのが好きな方はいいと思いますよ!

なので、クライアントさんの性質を知るために生年月日から太陽星座はとりあえず見ておきます。

基本、優しく。ほじくったら痛いし辛い。余計に引っ込む。。

そんなことしなくても、気づくきっかけを渡す。それだけでいい。

ただ、小さな気づきがあった時に、小さな行動で正していく。これをしなければまたいつものパターンに戻っていくだけ。

いつものパターンに気づいたら、それを少しづつやめていくことを提案します。

多分怖いはず。いつもの思考パターンがコンフォートゾーンだから。しかし、思考を変えないと身体も変わらない。

私はホメオパシーレメディーは、ドアにノックをする役目だと考えてる。

トントンって。『中心からズレてるの気づいてるよね』『戻した方がいいとこあるよね』って話しかけてる。

表面的な熱出した、とかの急性症状ならこれですぐ整う。

慢性症状は、トントンとドアをノックして、反応を観察し、実生活で整えることをやり、一定期間のレメディー摂取で調整していく。

レメディー任せでは進まない。脳は時に逆行しようとするので、治ろうとする整えようとする身体に、脳に協力してもらわなくてはならない。素直に身体に任せる。しかし、現代の思考優位の人にはこれが難しい。

これができてくると、

思考が変わったり、症状が変わったり、夢からメッセージをもらったり、身体が思わぬ反応を見せてきたりする。そしてそれらの変化に気づけるようになる。

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私のホメオパシー個人セッションでは、クライアントさんの話している様子、仕草、顔色、話す時の癖、使う言葉、よく出てくるキーワードなどに注意しながらお話を伺います。

たくさんのヒントが隠されています。どんな方なのか、どんな人生ストーリーを生きてきたのか、どんなことが引っかかっているのか、だんだん見えてくる。

クライアントさん本人が気づいている場合もあるだろうし、気づいてない場合、気づきたくない場合もあるでしょう。

たくさんのお話を伺って、どこからどうアプローチしていくか。

レメディー処方を考えるにあたり、いくつかのルールもあります。

最初から真髄に触れるようなホメオパシーレメディーを使ってしまうと大きな反応が出てしまう。現在に近い表面からタマネギの皮を剥くようにヒーリングしていくこと。

私が学んだホメオパシーの学校では、レメディーありきではなく、適したホメオパシーレメディーを導き出すメソッドがある。

クラシカルかプラクティカルかだけではなく、クラシカルを含めたどのメソッドでいくか、かつ、陰陽五行の図や経絡に当てはめて、症状の動きを見たりもする。たくさんのヒントから適したレメディーと処方方法を考える。ある程度のルートが見えたらそこからいくつかの可能性を細分化しておく。

それに加えて、今参加しているHolder’s & Menter’s Laboでは、セッションをするにあたって転移や境界線などの心理学知識に加え、いわゆる潜在意識、癒しやヒーリングとは?などを学んでいます。

実際、境界線を踏み越えてズカズカ入ってこられたら迷わず危険を感じてドア閉めますよね。

ホメレメディーでもそう。クライアントさんの身体や心が拒否しないように、どこから癒すか繊細に考える。

コレだよね、問題の真髄は。って見えている時もある。けどタイミングが来るまでは触らない。ゆっくり周りから溶かす。

だから人によっては時間がかかる時もある。私が設定していたルートの最後まで辿り着けない時もある。

クライアントさんが出したそうにしている時には、その場をホールドして自らその詰まったものを出してくるのを待つ。ただ待つ。わざわざ過去をほじくってもらう必要なんてない。

クライアントさんのチカラを信じて待つ。。

そこに気づけたら、私がどうにかしてあげなくちゃ!なんておこがましい発想がなくなった。

レメディーメインの個人セッションではなくなった。セッションの時間自体がヒーリングに繋がることをラボで学んでる。クライアントさんは私を選んで何かしらを受け取りに来てくださっている。今すぐの変化か、時差があっての気づきになるか、どんな形にしろ必ず受け取ってもらえる、と信じている。

その方にはその方のタイミングがあり、ここまで、とある意味クライアントさんの潜在意識がすでに決めている。

ちゃんと受け取るものを受け取りに来てくださっている。

だから私も学び続けるし、良いものを提供できるようにブラッシュアップしていきます。

お金払っているのに、1回で来なくなる方もいます。

でも追わない、踏み込まない。必要なら戻ってきますから。。

そんな想いで個人セッションをしています。

https://lit.link/hakkohomeopath

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