みんなキセキを生きている『結局、２度目のリハビリ病院』

※前回の続きです。
https://bms-balance.agreable.space/2021/08/26/3222/

２回ここのリハビリ病院に入るのは
とても珍しかったそうな。

今回は１週間のみの入院でした。

この時、病院の最上階を工事していて、
関係者以外エレベーターが停まらないように
なっていました。

（後に、この理由がわかった‼︎）

7階をぶち抜いて作った特別室に、
日本人なら誰もが知る野球監督が
入院されていて何度かお見かけしたり、

時期は重なりませんでしたが、
脳梗塞を起こしたフランス人の
サッカー日本代表監督も入院されていたと、
退院後の外来で知りました。

頭に入れていたチューブは、
膿が治まった頃に急性期病院から
担当のドクターが来てくれて、

抜いて、

チャチャっと穴を縫って、

去っていきました(笑)

あったはずの血栓が消えてる！

何回めかの急性期病院入院期間中、
太もも付け根辺りに、
血栓ができてしまいました。

エコノミー症候群のように、
同じ体勢を続けたことが原因。

動かせない左足に血栓があったようです。

勧められる血液サラサラの薬とかは断り、
とある ” 飲むタイプのサプリ ” を
私は飲んでいました。

健康な母も飲んでいたものを、少し多めに。

そしたら、
最終的に血栓が消えたんですよ！

定期的にエコーで血栓の様子をチェックするのですが…

ある日、
超音波技師さんがびっくり。

だって、
何度見ても血栓がないんだもの(笑)！

技師の先生、うっかり、

『ちょっと待って、なんで？？
　なんで消えてんの？？

　ドクターにはまだ言わないで！
　間違ったら怒られるの僕だから！！』

って超動揺してました(笑)

・・・その後、教授を呼んで

超音波技師さんと一緒に
消えていることを確認。

私と母はにんまり。

先生たちにサプリの話をしましたが、
認めるはずはないし、

サプリの効果だったか
私たちも証明はできませんしね。

消えたんだから何でもいい。

『普通』の幼稚園生活を送らせてあげる為に必死でした。

退院後、杖を使いながらも
徐々に行動範囲を広げ、

電車を使って娘の幼稚園の送迎に
行けるようになりました。

回復してくると、
帰り道に幼稚園のお友達と
公園へ寄ったりもしました。

幼稚園に見送ったら
鍼灸でガチガチに凝る身体を緩め、

帰り道では公園などに付き合って、

帰宅後はぐったり。。

『普通』って何だろう？

私の身体が

『普通ではない』

ことで、

娘が

『普通』

の幼稚園生活が出来なかったら

『かわいそう』

と、

勝手に思い込んでいました。

私は　『普通ではない』　から、

とにかく全部頑張って　『普通』　に

出来るだけ近づかなくてはならない、と。

小さな事にあまりに必死すぎました。

娘の幼稚園の運動会で

「一緒に走ってあげられないから」

と、幼稚園児の運動会の為に
夫をボストンから戻らせたり…。

こんな私では、
夫婦仲もそりゃ悪くなる。

こんなに頑張っているのに…と。
完全に被害妄想でした。

みんなキセキを生きている！

最初の手術から、
（香港へ渡る前、最後に人工骨を入れる手術まで）
合計８回、同じ傷を開けたそうです。

でも、まぁ、

これも前向きに捉えてて。。

８回頭開けたけど、閉じる時に
皮膚を８回も引っ張っているから

シワになりにくいかも？？

あと10年後位に
顕著に表れるかしら？？

と期待してみたり。

現代医療、すごいですよね。
そして、人間の身体もすごい。

この身体で生きていく覚悟をしました。

ある時、○○医大病院で、

” 脳卒中の麻痺患者に
　磁気を通して回復を促す治療 ”

の治験者募集がありました。

ある程度、麻痺側の機能が
残っている人が対象で、

呼ばれるまで2年待ちとのことでした。

私は審査に通ったけれども、
後に断りました。

思えばこの時に、
この身体で生きていく覚悟を
決めたのでした。

この治験を受けるのに
２週間から１ヵ月の入院生活が必須でした。

夫は単身赴任中でしたが、
娘を1人にしてまで

” どれだけ効果があるか分からない ”

治験に参加する選択肢は
私にはありませんでした。

『本当に断っていいんですか？』

と電話口で聞かれましたが、
迷いや後悔はありませんでした。

私は、わたしのままで

あるがままに生きていく。

こうして、発酵ホメオパスRinkoの基本形が
完成しました。

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