みんなキセキを生きている『自力でなんとかしたかった』

※前回の続きです。
https://bms-balance.agreable.space/2021/08/06/2973/

ボストンからの帰国途中に
立ち寄ったNYで、
初めてホメオパシーと出会い、

個人にレメディーを処方する
ホメオパスという人がいる
ことを知りました。

そして娘と2人で帰国した後は、
実家に住み、
娘は元の幼稚園に元気に通っていました。

ところが、、、

またも異変が起こる。おでこ右端に。

私は、ネットで見つけた
ホメオパスにかかりました。

処方されたレメディーを摂っていたら、
ニキビ? な感じだったものが
腫れてきました。

どんどん大きくなる。。

ギャグみたいに、
お餅がプクーッと膨れたように(笑)

レメディーは色々出してもらったようですが
(記録がない…)
最終的に摂っていたのはSilicaという
ケイ素のレメディーでした。

Silica(シリカ)とは 
膿出しや、体内の不必要なもの、異物を押し出すレメディー。根本体質レメディーでもあります。トゲが刺さった時に摂ると自然にトゲが出たりします。

しかし、歯の詰め物が取れたり、心臓ペースメーカーなどが入っている場合には注意が必要です。

明らかにおかしい大きさになった頃、ついに破裂!!

中から黄緑色の膿が
ドロドロ出始めたのです!!
でも痛みは全くない。
とにかく出てくる。。

絆創膏では漏れてくる。

ガーゼをあてて
テープで留めても間に合わず、
溢れて隙間から垂れてくるほどに。。

でも、
「おかしなことが起きている」
事はわかっているけど、

私の心は
一生懸命この事実を否定するんです。
(意味不明 笑)

で、近所のクリニックに行って、

『帯状疱疹かもしれなくて』
『でも膿?みたいのが出て…』、と(笑)

「おかしいねぇ」

と、先生は抗菌剤だか
抗生物質だかを出してくれて
消毒してガーゼあてて。。

当然の、とりあえずの処置ですよね。

そして
私は気づいてしまった…

膿が出てくる穴の中が白い。

”これってもしかして
 1年近く前に手術で入れた人工骨??”
(驚愕!)

でもさ、
普通にこれくらいの怪我したら
ものすごい流血なはずだし
痛くて大騒ぎするレベルなのに、

全く痛くないっておかしい。明らかに。

何度かクリニックに通い、
ついに先生に

『患部の下あたりに人工骨入っています』

と白状したら、

「いますぐ手術した病院に行きなさい!!」

と怒られました。
(そりゃ、そーだろうよ。私だって最初からわかってた 笑)

また手術になるのが怖かったんです。
また入院するのが嫌だったんです。

だから、

”膿を全部出し切ったら
 手術にならないかもしれない”

と意地でも自分に起きていることを
認めなかったんですね。

当時の封筒が出てきて、最終的にとんでもない強さでレメディーを処方されていて驚きました。

人工骨入っているのに、Silicaを高ポーテンシーで出した理由と摂り方についても、当時のホメオパスに詳細を聞いてみたい(笑)

さすがに逃げ切れないと観念して
主治医の元へ。。

「1年以上元気に過ごしていたのに、
 なんてことだ…」

と主治医も本当に驚いていました。

結局入院、手術決定でした。

どんなに外から画像見てもね、
結局開けて見なきゃ分からんのです。

簡単に書いてますけどね、
頭切って開けて中を見るんですわ… 汗

入院は冬だったかなぁ。

12月が誕生日なんですが、
病院で誕生日とか迎えるのは寂しいんです。

会いに来てくれたり、
ケーキ買ってきてくれたり、
とても嬉しかったけどね

帰っちゃうとまた寂しい。。
(誕生日より、クリスマスより寂しいのが、お正月…。)

病院ではクリスマスメニューも、
一応お節風料理も出ましたけどね。
お正月は割り箸が高級で
スペシャルだった(笑)

人工骨入れて→おでこから膿が出て→再び開けて…

この時の入院で、
はじめて知らされました。

倒れた時の最初の手術で、
頭蓋骨の下の硬膜の一部分を、

なんと人工硬膜にしていたことを!
(驚!!)

溜まった膿を綺麗に取り除く時に、
人工骨を外して人工硬膜も取りました。

この人工硬膜の下に
膿が大量に溜まっていたそうです。

通常、脳出血で助かる人はまれ。
これだけの大出血起こして助かる人は、
ほぼいないらしいんです。

大学病院もね、実験したいですよね(笑)

大きな脳出血で、
患者は若くて長く生きる可能性がある。

とくれば…ね。

人工硬膜使ったの初めてだったそうです…

いい症例になりました(笑)
以後の患者さんに役立ちますね、
私のデータ。

この時、先生達、
「やはり人工物は良くない」
という事で、
(おせーよ!!)

また次に入れる骨について
色々な案を検討し、

メリットデメリットを含めて
説明してくれました。

人工硬膜を取る際に、
すでに自分の硬膜が
半分程再生していたそうなので、

完全な再生を待ち、
次回、骨を入れる際には、

今までとは違う
新しい素材の人工骨にするか、

はたまた自分の他の部位の骨を
一部分切って(肋骨を3本!!)
頭に移植する案まで出ました。

お尻の皮膚を移植するとか。

形成外科の先生や、
リハビリ病院の先生まで含めて、
骨を取った場合のリスクなど
検討しました。

結局、肋骨を使う案は、
身体の全体のバランスが崩れるのと
体力など色々な面から、

デメリットの方が多い
という事で却下となりました。

何でも話してくれる先生達に、
もう、喰ってかかっていましたね。。

「気軽に完治なんて
言ってくれるな」と。

退院時には毎度完治と言われるけど、
何度も入院、手術になり、
その度に娘を実家に預けて
娘に会えなくなって。。

2,3歳の我が子に会えない苦しみ…

手術より苦しい…

子供のお誕生日を
一緒に祝ってあげられなかったり、

私も自分の誕生日、クリスマス、
お正月を何度か病院で過ごしました。。

次回、『現代医療に命を助けてもらった。けれど…』につづく。。

みんなキセキを生きているシリーズ

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