みんなキセキを生きている『右脳内大出血〜死の淵からの復活』

※前回のつづきです。
https://bms-balance.agreable.space/2021/07/06/2192/

助けてくれた元看護師と
お医者さまご夫妻を筆頭に、

快く動いてくれたママ友達、
大家さん、

そして関わってくださった
お医者さまや看護師の皆さま、

すべての方に感謝しています。

今もマジで、感謝しかないですっ！

人間って凄いです。本当に苦しい、嫌な記憶は自ら消すんですね。

入退院や病院通いしていた頃の記憶は、
断片的に映像としては覚えていても
つながらない。

不思議なものです。

10年以上経った今になって、
やっと事実が繋がることもあって驚きます。

全身麻酔から覚醒したあと、
ICUで苦しかったな…。

遠い記憶。。

痰(たん)の吸引とかも。

（筋肉を上手に動かせないから、細い管を喉の奥に突っ込むの！拷問。。苦しがっても止めてくんない笑）

ICUでは、目は覚めていても違和感しかなかった。

面会謝絶だったみたいよ。
（ICUだから当たり前か）

何が起こったのか、理解が追いつかない。

なぜ病院のベッドにいるのか。。。

身体がどろ〜っと重くて
全身に砂がドサッーと覆い被さっていて
身動き取れない感じ

身体を動かしたいのに動かない

そんな記憶です。

そして身体の右側だけ動く事に気づく。

自分に何が起こったのか分からない

説明されても分からない
信じられない
でも確かに左側が動かない

頭痛もひどい

右脳内出血でした。
だから左側が動きません。

それはもう大きな出血だったようです。
ソフトボール大の量の出血が、
この頭蓋骨の中で。。

執刀してくださった先生方やオペ看護師、技師の先生方の腕に感謝しかありません。何をどう処置するのかわかりませんが、ハンパない技術のおかげで助かりました！

奇跡の生還を果たすも…

意識はある状態で、突然動けなくなる。

30歳の女性が、オムツをつけられる。

看護師さんとはいえ、
同年代か、もっと若い人に
オムツを替えてもらう。

皆さん、その気持ち、想像できますか？？

ショックだし、
屈辱的だし、
情けないし…

覚醒してから、一応

「オムツは女性看護師さんにお願いしたい」

とリクエストしました(笑)

主治医は最悪のケースを告げるので、
家族は、

「命はなんとか助かったけれど、
　目が覚めないかもしれない
　脳死状態になるかもしれない
　ひどい高次脳機能障害が残るかもしれない
　失明するかもしれない」

などなど説明を受けたそうです。
（これは私が今聞いても怖い…汗）

あのときの私に、今の知識があれば…

ホメオパスになった今は、
急性的にできることがたくさんある事を
知っています。

この状況に合うレメディを、
私自身にも、家族にも選ぶことができ、

摂っていれば
予後が変わったかもしれない。。。

当人含め、家族全員が
Arnica と Aconite 案件。

他にも手術後の回復には、Hypericum や
Calendula, Staphysagriaも合いますね。

Arnica は精神的ショックにも身体的ショックにもよく合います。

Aconite は恐怖へのレメディーで、死への恐怖にも合います。

Hypericum は神経のArnicaとも言われ、術後や神経に関する痛みや症状などに。

Calendula はケロイド予防など怪我の回復、化膿の予防、痛みなどに。

Staphysagria は屈辱、抑圧のレメディで、大きな怪我や術後は、たくさんの感情や痛みを我慢して抑圧しますからよく合います。

クリニカル的に脳卒中にはOpiumとかありますが、病名でレメディーを選ぶことは基本しません。同じ病気でも個人それぞれ出方が違いますので。

ただ涙が勝手に流れてくる。泣いている意識もない。

頭蓋骨の一部がくり抜かれ、
体力回復後に戻すために
病院で保存されていました。

ICUから出て一般病棟へ移っても、
ナースステーション前の重症患者部屋。

とにかく、ずーっと泣いてました。
涙が勝手に流れてくるんです。

ボーッとしているだけなんですけどね。
悲しくて泣いている訳でもない。

自覚もない

誰がお見舞いに来てくれたかも
よく分かってなかったかもしれません。

Arnica、Aconiteを
早い段階で摂っていたら
変わっていたかも。

でも涙を流すことは
悪いことではないから、

泣くだけ泣いたらいい！

次回、リハビリ生活へ続く。。

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